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●ダンス・スポーツの症状

私は今まで格闘技やストリートダンス、クラシックバレエ、社交ダンスなど

をしておられる多くの方のケアをしてきました。

 

その中には深刻な痛みを抱えた方や、動けるけど日常生活での

痛みや不調などがある方が多くおられ、それらのダンサーやアスリートの方々

からよく聞く症状についてまとめてみました。


(B-BOY PARK2009)

これってホントに大丈夫? 

●症状が強く深刻な方

 

「前から痛かったんだけど、最近ひどくなっている気がする・・・。」

 

痛みやしびれなどが強く、“ヘルニア?”(腰や首などの)

などと言われた方もおられると思います。

しかし、実際には精密検査はまだしておらず、

ヘルニアと断定された訳ではない方が意外と多いものです。

 

とは言え、その症状は強いものがあり、ダンスやトレーニングだけでなく

日常生活にも支障が出ることがしばしばあります。

 

この様な場合、まずはその症状がどれ位のレベルのものなのかを判別する事が第一です。

 

整骨院や鍼灸院などでもレントゲンなどの機械を使わずに、

手だけでできる検査でおおよその鑑別が可能です。

れらの検査法は整形外科などで行われるものと同じものです。

まずはその様な検査法により、以下の3段階くらいに鑑別できればよいでしょう。

 

(1)ヘルニアの疑いが強い。

(2)ヘルニアの疑いもあるので一度検査を。

(3)ヘルニアはほぼありえない。

 

※ヘルニアに限らず、骨折や靱帯の損傷も手による検査法でおおよその鑑別が可能です。

あとは治療の経過により、病院での検査をお願いする場合もあります。

(東京ダンスバカストリート2009)

痛い! でもとりあえず動けるから・・・

~痛みを我慢しながら続けている方~

・練習中に痛い

・前はできた動きが最近できない

・動いてる時は平気なんだけど練習した後、いつも痛い


これらは「オーバーユーズ症候群」つまり


(1)使い過ぎ・練習のし過ぎ

(2)仕事などの疲れがあるままで運動を続けてきた

(3)休ませる時間をとっていない


などの生活習慣があると思われます。


どんなに質の高い動きをしていても、筋肉は使われています。

持続的に動かす事によって、その運動のジャンル特有の部分に疲労が蓄積される訳です。


痛みのせいで動きが悪かったり、力が出なかったりするのは、

そうした疲労の蓄積から筋肉や靭帯が硬くなっており、

硬くなった筋肉が関節にブレーキをかけているからなのです。


そうした時に、


「もっと筋力アップしなくちゃ!」

「もっと体をやわらかくしなくちゃ!」


などと思ってしまい、さらにトレーニングを厳しくするのは、

逆に症状を悪化させている場合が多いことを、

多くのストリートダンサーやバレエダンサーを見てきて思いました。

 

(らぶれぼVol.3 2010)

 動いている時は痛くない・・・

なのに日常生活で痛いのはどうして?


それは筋肉や関節の状態が、その運動の時の使い方のままになっているからです。

これでは日常生活には適した状態とは言えませんよね。

 

たとえば、ブレイクダンスなら相当なスピードで足や体を回転させます。

 

その時には相当な遠心力に耐えるため、

脚の付け根である股関節や体幹部を固めていたり、

体の軸とある背骨の状態も、回転する為の特殊な状態になっているわけです。

 

日常生活で、歩いたり、座っていたり、立っていたり。

強い遠心力に耐える様な状態がクセになってしまっていたら、

日常生活に必要な何気ない柔らかさが無くなり、

背骨の中心軸も特殊な状態で、自然な状態の時とは異なります。

 

動く範囲も限られ、不自然な曲がり方などをするので、

ちょっとした動作でも痛める原因になってしまう事があります。

 

社交ダンスであれば、常に同じ方向に体をひねり、

また背中を反らせた姿勢を保ちながら、とても速い回転が加わります。

 

ジャズダンスなどであれば、大きくのびやかな腕の動き、

それにスピードの変化が加わり、また表現力を出すためには、

胸や首などの動きが複雑で、時には激しいものになります。

 

クラシックバレエでは、常につま先立ちのまま、ジャンプ、ターン、

ゆっくりと脚を上げるなどの動作により、

脚から腰、背中や首までの軸をキープする為、

いろいろな部分の筋肉が固定している訳です。

また、男性パートナーのリフトから急激に落とされて

下で受け止められるなどの、急激なショックが背骨などに加わることもあります。

 

格闘技や他のスポーツでも同様に、動いている時の方が痛くないというのは、

こうした専門的動作に慣れすぎて、いつもその状態に近くなっている為に

日常生活に合わせられない体になってしまっている、と言う事です。

 

いずれにしましても、この様になったら、専門的治療を受け、

 

「いったん体をリセットする」

 

と言う事が大切です。

 

その方が技術的なスランプなども起こりずらく、技の調子が常にいい調子を保っていられます。

 

(1)適切な治療

まずはその競技や個性に合った最適な治療が第一です。

ダンスやスポーツをする方にとって適切な治療とは、

当然正しい運動学に基づくものですから、

治療を受けながら正しい関節の動きや自分に合った姿勢などが

体で理解できると言う利点があります。

自分の身体感覚を高める上でも、良い治療は効果的であると言えます。

 

(2)正しい動きの習得

治療の進み具合や治り具合により、正しい動き方やトレーニング、

ストレッチの仕方などをアドバイスさせて頂いてます。

それにより、ある程度自分でケアができれば怪我も少なく、良いコンディションを保つことができます。


長い時間をかけて硬くなった筋肉は、ストレッチなどの自分だけのケアで

克服するのはかなり難しいと思います。

私自身も若い頃のプロ格闘技選手だった時に、いろいろな医療のお世話になりました。


ストレッチひとつでも、正確にその部分に効果を与えられているか、

れは経験や感覚だけではなかなか分かりません。


その為、治療や運動指導をする専門家の側にも、実践的な運動学の理解と、

実際にその競技の動きを体の感覚として理解している事が必要です。



当院では、武道やダンスなどから得た“独自の運動学”(関節の動き方など)により、

どこの筋肉が動きにブレーキをかけているかを割り出して、

意識しなくても楽に理想の動きができる様に、

関節をニュートラルなポジションに戻していくことを目指しております。

 

(3)運動の軸

物には何にでも”中心点”(重心点)と言うものがあります。

そして、その物が動くためには必ず”中心軸”と言うものが存在します。

昨今、治療やエクササイズ指導などの世界でも、この中心軸が注目されている様です。


「軸、体軸、中心線、センター、重心線、運動軸」


 など、様々な呼び名がありますが、だいたい同じ様なものと考えていいでしょう。


当院では、体の各部分の軸を体感してもらうことも大事にしていますが、

あくまで”動いた時の軸”が大切です。


動きながら軸をキープするのはなかなか難しいですが、

その運動時の軸、つまり”運動軸”を体感できる様にアドバイスさせて頂いています。

 

(劇団EXILE華組 小澤くんと 地元江戸川区のダンスバトルイベントにて)

(地元江戸川区のダンススタジオにて)

その他・・・

 

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「女性ダンサーのために」

追加しました。