< 婦人科・産科の症状 >

生理痛や生理不順やその他婦人科系の症状の他に、

・頭痛

・目の疲れ

・しつこい肩や首のコリ

・疲れがとれない

・便秘

・腰の痛み

・冷えやのぼせ

・イライラ

などの症状がある方は多いと思います。

その様な方にこそ、東洋医学による全身治療をおすすめします。

月経不順により、捨てられるべき血がときちんと排泄できてないと、

それは“古い血”となり体内に残ります。

気や血のめぐりをさまたげ、

様々な症状を引き起こす原因になります。

 

この古い血は東洋医学で

「瘀血」(おけつ)と呼ばれています。

古い血の排泄を上手にすれば、新しい血液が作られやすくなり、

体内のすみずみまで栄養と酸素が充分に行きわたる様になります。

 

また、現代医学的には貧血ではないのに、

体質や症状が「貧血的な方」がおられます。

 ・朝起きるのがつらい

・冷え症

・下利しやすい(特に月経時)

・食が細い

・いつも疲れていて行動力がない

・頑張ろうとしても仕事などで踏ん張りがきかない

などの症状が見られます。

これは東洋医学的に「血虚」言う状態で、

”新しい血を作り出す機能が弱っている”

と考えます。

 

「虚」とは何かが不足している状態のことです。

やさしい全身治療で自律神経を整え、血を作り出す機能を上げ、体温・代謝を上げていくと元気を取り戻していきます。

また、母体だけでなく、新生児、乳児のケアも行っています。

 

子供のはり(小児はり)

生後1ヶ月から10才ぐらいまでが目安です。刺さずにさする様な方法です。夜泣き、かんむし、食欲不振、風邪をひきやすいなど。

ご希望により、おうちでできるスプーンなどを使った小児はりの応用マッサージも御指導いたします。

 

~婦人科の症例

頭痛や目の痛み、悪心嘔吐など、月経時でなくても、

仕事で仕方なく鎮痛剤を多用してしまっている方。

全身を整えていく東洋医学の治療で、少しずつ症状の緩和を目指せます。


仕事でなかなか時間を取るのが難しいかもしれませんが、

週に一度でも、ご自分の体をいたわる時間を持ってみると、

体が良い方向に変わっていける事が分かります。


仕事もプライベートも元気に楽しく過ごせるよう、お手伝いさせて頂きます。

また、現在妊娠中で薬などをあまり使えない、産前産後の方の症状にも

東洋医学療法が効果的です。


逆子、妊娠中毒症、妊娠中の足のむくみや静脈瘤、妊娠中の肩こりや頭痛、

中には姙娠6か月目位に顔面神経マヒが出た方にも

鍼灸治療が有効であった例もあります。

●子宮内膜症  頭痛、腰痛、のぼせ

27歳 未婚女性

・食欲に波がある。その差が激しい。

・仕事などで周りによく気がきくタイプ。

・月経周期が安定しない。

【治療】

週1回ほどの治療で1年間継続。徐々に月経時の症状が減り、胃腸も丈夫になり、      お酒が少し強くなる。その後結婚、退職して1年後に一児を出産。

 

チョコレートのう腫  頭痛、のぼせ、肩こり

30歳 未婚女性  水泳インストラクター

・イライラしやすい。

・じっとしていられない。

・月経時の不調はさほど訴えない。

【治療】

週に1度の治療を続け、1年間ほどで訴えていた症状はかなり楽になるも”のう腫”の状態はあまり変わらないとのこと。

以来、引っ越ししたので現在は1~3か月に一度くらいの治療であるが、現在は二児の母となる。

 

●腎のう胞 肩コリ、腰痛、膝痛

68歳 女性  

・多汗、暑がり、高血圧、便秘。

・がっしりしていて体格が良い。

・寝汗は枕がぬれるほど。

・週に数回、水泳・水中ウォーキングをしている。

【治療】

体温が高くなり過ぎてしまうのは、甲状腺や副腎皮質などのホルモンが関係する事が多い。東洋医学的にも腎臓に熱がこもっていると考えられる。

腎臓の経絡や腰の腎臓のツボ辺りに硬い部分がある。暑がりなのに、この部分に鍼とお灸などすると気持ち良いらしく、いつも眠ってしまう。治療をしていると、便秘や寝汗、膝や腰の痛みがいっしょに楽になるとのこと。

 

●妊娠7ヶ月目  両下肢の静脈瘤による発熱、痛み

29歳  2人目の姙娠。

・暑がり 。

・姙娠前半にひどいつわり。

・中期に入り急にお腹が大きくなってきた。

【治療】

最初の治療(鍼灸)で大半の痛みが消える。その後電話にて経過良好とのこと。そのまま治癒。無事出産の報告あり。

 

●妊娠7ヶ月目   腰痛

28歳  初産

・体格は普通

・ご主人がよくケアしてくれるので快適に過ごせている。

・下痢しやすい。

【治療】

鍼灸治療は少し怖いと言うのと、下痢しやすいことやその他の診断より、比較的流産しやすい体質と思われたので、まずは安心させることを重視。鍼灸は使わず、横向きに寝てもらい、内ももを軽くほぐす。これだけでもずいぶん楽になったとのこと。ご主人にもできる様に簡単な方法のみアドバイスする。その後数回同様の治療後、無事出産。

 

●妊娠8ヶ月目  軽度の妊娠中毒症(下肢の浮腫み、血中高タンパク)

32歳  初産

・やや太っていて暑がり。

・もともと食欲旺盛 。

・妊娠後も食欲は衰えず体重の増加を専門医に指摘されていた。

【治療】

三陰交や足三里など、主に膝から下のツボへの鍼灸治療。

20分程の治療を週2回ほど行う。3週間ほど続けて検査結果は良好。そのまま好転し、軽い治療を出産直前まで続けて楽に過ごせた。

★治療中は比較的楽に過ごせたが、出産時はやや難産、ほんの一部だが胎盤癒着があったとのこと。出産時の出血が多かった為、増血の効果がある漢方薬を服用して乗り切ったとのこと。

産後のケアもとても大事!

 

●妊娠9ヶ月目  逆子

39歳  3人目の姙娠。

・専門医の検査では特殊な要因なし。

・上の2人とも安産であった。

・足は(膝から下)触るとだいぶ冷えていたが、本人は常に裸足。診察時は4月の中旬だが、まだ少し寒かった。

【治療】

自宅に往診し、足のツボにお灸をする。もともと冷えているので最初は反応がにぶかったが、体質を考慮し(脈や体格、問診などで判断)いきなり強い刺激はさけ、丁寧にお灸を続ける。しばらくして本人が胎児の動きを自覚。そのまま治って約1週間後無事出産。

★通常は一度で治りきらない場合も多く、自宅で指示したツボに市販のお灸を続けてまらうことになる。

 

●妊娠中期  流産予防(初産、過去3度流産)

27歳  主婦

・過去の流産では2度とも、部屋の片付けや家族の引っ越しの手伝い(軽作業)などをしてから不調になったとのこと。

・見た目は割と体格もよく、性格もほがらかだが、問診すると食欲にかなり波があり、頼まれごとは断れない性格であったりと繊細である。

【治療】

下腹部と脚、腰(仙骨の周辺)にお灸をする。

★当然、専門医にもかかっており、「漢方薬」(市販のエキス剤)を処方されていた。処方名をみたところ、患者の体質に合わない作用の生薬(古い血を排出させる=子宮内のものが下りる)が配合されていることに気付き、同じ専門医でももっと東洋医学の方針を強く出している医院を受診する事をすすめる。同時にその漢方の服用は避けた方が良いとアドバイス。

以降、漢方の服用はやめて、お灸による治療を臨月まで継続、無事出産する。

 

●妊娠6ヶ月目  右顔面神経麻痺

35歳  主婦 初産

・パソコン教室の教師(姙娠初期から休職中)。

・普段から肩こりあり。

・病院を受診。はり治療をすすめられたとのこと。一度他院にて電気はりを受けたが、あまり変化なし。

【治療】

右の唇の端とほお、目じりがやや下がり、触っても感覚がにぶい。肩から腕の筋肉がとてもかたい。肩から腕に鍼をした後、同部位にお灸をする。直後から自覚的に、肌の突っ張り感、感覚の鈍さがかなり改善されたとのこと。見た目にも下がった唇や目じりが少し上がって見えて、よく見ないと違和感がない。その後は治療しないでそのまま治った。

 

●子宮筋腫    右足の第3指(中指)が床に着くと痛い。

54歳  女性  小学校教員

・肩コリ、頭痛、吐き気、眼精疲労

・授業などでかなり気を使う。

・趣味多い。

・忙しい状態が好き。

【治療】

治療開始後から床にしっかりつける様になる。しかし起床時の痛みは変わらず。その後筋腫の摘出手術を行い、1ヶ月ほど治療が空く。再開後も足の症状は徐々に改善、下腹部の手術跡がかなり硬くなっている。これに対して鍼灸治療でつっぱり感がなくなってきている。

 

●妊娠7ヶ月目   股関節痛

36歳  主婦  初産

・お尻の方に、動いた時の筋肉が引きつれる様な痛み。

・スポーツが好きで活発。

・今までに腰痛などなし。

【治療】

横向きに寝てもらい、触診しながら軽くほぐした後、痛む部位にお灸をする。その場で楽になり、翌日もさらに良好。その後来院せず無事出産。

 

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